一般財団法人福岡県退職教職員協会のSDGsに対する取組について
2025年5月19日
福岡県ワンヘルスボンドへの投資について
一般財団法人福岡県退職教職員協会(理事長:藤井隆晴、以下「当法人」という)は、このたび、福岡県が発行するサステナビリティボンド(福岡県令和7年度第4回公募公債(サステナビリティボンド・5年)・愛称:福岡県ワンヘルスボンド、以下「本債券」という)に投資したことをお知らせします。
サステナビリティボンドは、企業や地方公共団体等が、環境改善効果のある事業や環境保全のための事業等(いわゆるグリーンプロジェクト)及び、社会的課題の解決のための事業等(いわゆるソーシャルプロジェクト)に要する資金を調達するために発行する債券です。
本債券の発行にあたって、福岡県は「福岡県サステナブルファイナンス・フレームワーク」を策定し、国際資本市場協会(International Capital Market Association、以下「ICMA」という)によるグリーンボンド原則2021、ICMAソーシャルボンド原則2023、ICMAサステナビリティボンドガイドライン2021、環境省グリーンボンドガイドライン2024年版及び金融庁ソーシャルボンドガイドライン(2021年10月)への適合性について、第三者機関である株式会社格付投資情報センター(R&I)から外部評価(セカンドオピニオン)を取得しています。
本債券発行による調達資金は、フレームワークで策定された適格グリーンプロジェクト及び適格ソーシャルプロジェクトに充当される予定です。
分 類 | 事業内容 |
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グリーンビルディング・省エネルギー 人獣共通感染症対策のための施設整備 |
・ワンヘルスセンター(保健環境研究所・動物保健衛生所)などの整備(ZEB化) |
生物多様性の保全 | ・ワンヘルス体験学習・研究ゾーン整備 ・豊前海での漁礁の設置 |
自然資源・土地利用の環境維持型管理 | ・林道整備 |
庁舎等の整備 | ・保健所の整備 |
教育関連施設・設備の整備 | ・ワンヘルス教育を実践する県立高校の整備 |
引き続き、当法人は、持続可能な社会の実現に貢献できるよう、本債券をはじめとしたESG領域における投資を一層推進してまいります。
< 本債券の概要 >
銘 柄 | 福岡県令和7年度第4回公募公債(サステナビリティボンド・5年) |
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年 限 | 5年 |
発行総額 | 50億円 |
発行日 | 2025年5月30日 |