一般財団法人福岡県退職教職員協会のSDGsに対する取組について

2024年11月26日

独立行政法人国際協力機構(JICA)が発行する「ジェンダーボンド(サステナビリティボンド)」への投資について

 一般財団法人福岡県退職教職員協会(理事長:藤井隆晴、以下「当法人」という)は、このたび、独立行政法人国際協力機構(理事長:田中明彦、以下「JICA」)が発行する「ジェンダーボンド(サステナビリティボンド)」への投資を決定しましたので、お知らせします。


 JICAは開発途上国の持続的な社会経済発展を支援する政府開発援助(ODA)の一元的な実施機関です。


 JICAが発行する債券(JICA債)によって調達された資金は、全額がJICAの実施する有償資金協力事業に充てられます。今回のジェンダーボンド(サステナビリティボンド)で調達された資金は、JICAが準拠する国際的なジェンダー事業分類(注)に合致する、@ジェンダー平等や女性のエンパワメントを目的とする事業、Aジェンダー平等や女性のエンパワメント推進に資するコンポーネントを組み込んでいる事業、に活用されます。

 (注)経済開発協力機構(OECD)の開発援助委員会(DAC)の基準に準拠。


 「サステナビリティボンド」とは、調達資金の使途が、環境改善効果があること(グリーン性)及び、社会的課題の解決に資するものであること(ソーシャル性)の双方を有する債券です。JICAのサステナビリティボンドは、独立した第三者機関であるMoody'sより、国際資本市場協会(International Capital Market Association: ICMA)が定義するサステナビリティボンドの特性に従った債券である旨のセカンドパーティーオピニオンを付与されています。尚、石炭を燃料とする発電所施設の新設・改修等に関する事業への出融資は、JICAのサステナビリティボンドの資金使途から除外されています。


 今後も適切なリスク管理のもとで、同様の投資を継続的に実施していき、収益性の確保のみならず、社会的使命・役割を十分に実施して参ります。


< 本債券の概要 >

銘 柄 第80回国際協力機構債券
年 限 5年
発行総額 200億円
発行日 2024年11月28日
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