新関西国際空港株式会社が発行する「ソーシャルボンド」への投資について
2024年7月17日
新関西国際空港株式会社が発行する「ソーシャルボンド」への投資について
一般財団法人福岡県退職教職員協会(理事長:藤井隆晴、以下「当法人」という)は、このたび、新関西国際空港株式会社(以下、「同社」という)が発行するソーシャルボンド(新関西国際空港株式会社第39回社債(一般担保付)、以下「本債券」という)への投資を決定しましたので、お知らせします。
「ソーシャルボンド」とは、「社会貢献債」とも呼ばれ、社会的課題の解決に資するプロジェクト(ソーシャルプロジェクト)の資金調達のために発行される債券です。
同社は、国・関西地域における重要な航空インフラである関西国際空港及び大阪国際空港(以下、「両空港」)の運営権を関西エアポート株式会社(以下、「関西エアポート」)に譲渡し、両空港の設置管理者としてモニタリング等を通じた適切な運営を確保しています。また、関西エアポートからの運営権対価を原資に、関西国際空港整備に係る債務の返済を行っており、対象事業を通じて関西国際空港の国際拠点空港としての機能を持続可能とすべく社会的課題の解決に取り組んでいます。同社は、本債券を発行するために国際資本市場協会(ICMA)の「ソーシャルボンド原則(Social Bond Principles)2021」及び金融庁の「ソーシャルボンドガイドライン2021年版」に則したソーシャルボンド・フレームワークを策定し、適合性に対する外部評価(セカンドオピニオン)を株式会社格付投資情報センター(R&I)より取得しています。
本債券の発行による資金調達は、同社が実施するソーシャルプロジェクトの財源として活用され、我が国が抱える社会的課題の解決、また国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献します。
当法人は、本債券をはじめとしたSDGs債への投資を継続的に実施することによって、持続可能な社会の実現に貢献できるよう取組みを推進して参ります。
< 本債券の概要 >
銘 柄 | 新関西国際空港第39回社債(一般担保付) |
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年 限 | 10年 |
発行総額 | 50億円 |
発行日 | 2024年7月22日 |