一般財団法人福岡県退職教職員協会のSDGsに対する取組について
2020年11月30日
東日本高速道路株式会社が発行する「ソーシャルボンド」への投資について
一般財団法人福岡県退職教職員協会(理事長名:本村隆幸、以下「当法人」という)は、このたび、東日本高速道路株式会社(以下、「同社」という)が発行するソーシャルボンド(東日本高速道路株式会社第76回社債(一般担保付、独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構併存的債務引受条項付)、以下「本債券」という)への投資を決定しましたので、お知らせします。
「ソーシャルボンド」とは、社会的課題の解決に資するプロジェクト(ソーシャルプロジェクト)の資金調達のために発行される債券のことであり、グリーンボンドとともに、ESG(1)投資の対象となります。本債券は、ICMA(International Capital Market Association/国際資本市場協会)が定義するソーシャルボンド原則に適合する旨、格付投資情報センター(R&I)からセカンドオピニオンを取得しております。
本債券の発行による調達資金は、同社が担う高速道路事業に充当され、「地域活性化」、「災害対策」、「交通安全の推進」、「環境保全」などの社会貢献活動に活用されます。高速道路事業は、国連の策定する持続可能な開発目標(SDGs)(2)のうち、「目標8:働きがいも経済成長も」、「目標9:産業と技術革新の基盤をつくろう」、「目標11:住み続けられるまちづくりを」等の達成にも貢献します。
当法人は、本債券を始めとしたソーシャルボンド・グリーンボンドへの投資を継続的に実施することで、今後も一般財団法人として社会的責任を果たすべく取組みを進めて参ります。
< 本債券の概要 >
銘 柄 | 東日本高速道路株式会社第76回社債 (一般担保付、独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構併存的債務引受条項付) |
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年 限 | 10年 |
発行額 | 500億円 |
発行日 | 2020年11月30日 |
- (1)ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の英語の頭文字を合わせた言葉。「ESG投資」とはこれらの要素を重視・選別して行う投資のこと
- (2)持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年9月の国連持続可能な開発サミットにて採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が掲げる、加盟各国が2030年までに達成すべき17の目標と169のターゲットのこと